超音波応用加工
脆性材料だけではない、超音波加工技術を応用した新しい加工法を提案致します。
MGH加工法
超音波加工技術を応用した新しい金属鏡面加工法
※MGH加工法 は、超音波技術を応用した弊社オリジナルの加工法です。(特許取得済)
MGH加工法とは?
切削加工で生じるキャロップハイト(≒理論面粗度)の凸部を、超音波振動を与えた専用工具で微細に塑性変形させる加工法
他の加工法との違い
従来の超音波加工法との違い
MGH加工例
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S55C 切削後の鏡面化
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チタン 切削後の鏡面化
MGH加工法のメリット
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従来の切削加工技術+α
→ 加工データは仕上げ切削加工パスが流用できる。
→ マシニングセンタ+超音波ユニット/スピンドルの構成のみ -
スラッジを出さない(切削も研磨もしない)
→ 表面の微細な塑性変形のみ。
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加工面に対して”ゼロカット”
→ 超音波振動の振幅(数μm)を用いて、凸部のみの加工
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任意のエリア(2D~3D)の鏡面化が可能
マスキング等は一切使用しない・CAD/CAMで0田で必要エリアのみ加工
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純チタン、純アルミ等、「凝着」を起こしやすい素材も鏡面化が可能
→ 超音波の利点である低負荷、摩擦力低減効果により凝着を妨げる
COPER(コペル)加工システム
機械剛性に頼らず、工具にもワークにも優しい加工システムが出来上がりました。
※COPER加工システムは、弊社が開発したオリジナルの加工法です。(特許取得済)
COPER加工とは?
COPER加工は、従来の加工の考え方を変えるユニークな加工法です。
加工時の加工負荷を極端に低減し、過負荷による工具以上摩耗、小径工具の折損を無くします。
COPERシステムを使った加工事例
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ジルコニアセラミックスへの小径(φ0.08 )連続穴加工
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超硬ブロックの粗加工と機上鏡面加工
COPER加工システムのメリット
- 小径工具の破損が無くなります。
- ダイヤモンド工具の消耗が極端に減ります。
- 工具の切削(研削)状況がリアルタイムで可視化出来ます。
- 使用が難しかった工具(PCD工具など)を簡単に使用できます。